13th Annual Educational Symposium and Exhibition of Wound Healing Societyに参加して

札幌医科大学 医学部 皮膚科 小野一郎
No.4

 例によってafter fiveについてもご報告したいと思います。Seattleは日本でも多数の店舗展開をしているコーヒー店の発祥の地であり、大変においしいコーヒーを楽しむことができました。コーヒー好きの私といたしましてはうれしい限りなのですが、小さなカップで頼んでも量が多くていつも最後は持て余してしまう点がやはりアメリカ的なのだと感じたのは私だけでしょうか? SeattleはコーヒーだけでなくいわゆるNorthwestern foodsが楽しめる町としても有名です。 会場となり私が滞在したWestin hotel内にも有名なレストランがあり大変においしい食事を楽しむことができました。 もちろん中華や和食のレストランも市内には数多くありました。
Safeco stadium
NY YankeesとMarinersの3連戦が実施されたSeattleのSafeco stadium。

 もう一つ大変に幸運だったことがありました。 すでに皆様ご存じのようにSeattleはイチローの活躍するMarinersの本拠地ですが今年からアメリカに渡って活躍している松井選手が属しているNY YankeesとMarinersの3連戦が学会期間中にSeattleのSafeco stadiumで行われていました。今回も秋田先生と2人で試合の観戦に参りました。 私自身は幸運にも2日目のticketを入手できましたので2日連続で試合を見ることができました。 初日はイチローが活躍しMarinersが勝利を収め、2日目は松井がホームランと2塁打をはなってYankeesが勝つと言う大変に面白い展開の試合を現場でみるという幸運に恵まれ日中の学会での興奮とはまた別の興奮を味わうことができ大変に充実した毎日を送ることができました。

秋田先生と私
球場での秋田先生と私。

 私は前年のBaltimoreのWHS/ETRSの合同会議に引き続き、この度はアメリカで開催された創傷治癒の学会に参加することができましたが、今後の創傷治癒の研究の方向性を考える上で大変に貴重な経験となりました。 参加者は300人以上で8題の特別講演、一般講演が91題、posterが42題、さらに企業展示が24社と大変に充実した学会となっておりました。それらのひとつひとつについてはこの場で十分に述べることはできませんが数年前には夢物語と考えられていた皮膚の再生がMorphogenの機能を解析し、駆使することで現実的になるのではと感じることができたことは私にとりまして大変に大きな収穫でした。もちろん既に日本でもこの分野での研究をおすすめの先生も数多くいらっしゃるとは存じますが、この面の研究を私自身も進めたいと決心して日本へ向かう飛行機に乗り込みました。

 来年の創傷治癒に関する国際学会はWorld Union of Wound Healing Societies Meeting (http://www.wuwhs.org/ )が2004年 7月8日−13日にParisで開催されます。 会期などの詳細につきましては本学会のニューズレターなどで詳しくお知らせになると思います。 開催者の一人のDr. Staceyも多くの日本人研究者の参加を希望していることを伝えて欲しいとのことでした。また、来年のWHSのmeetingはAtlantaで5月23−26日に開催予定とのことでした。 この文をお読み頂いた方はこれらの学会に是非とも参加を考慮していただきますことをお願いしましてこの報告記を終えたいと思います。

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