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一昨年の理事会で辞退する機会を失い、図らずも本年12月5,6日に、品川区大崎に在り、こけら落としでは、Lady Thacherによる講演に供されました「石橋湛山記念講堂」において総会開催を担当することを余儀なくなりました。本学会が、未だ研究会でありました12,3年前頃、小生が創傷治癒に関して最初に指導した「創傷治癒過程における血管新生」に関する研究が、生返事のままでありましたが、形成外科から配属されていた研究生により本研究会に出題され、しかも、当時、大学病院の分院の診断病理部門における責任者といっても、いわゆる一人病理医として激務に就いていたために、発表にも立ち会えませんでした。その後、1年経ち、小生も現施設に移りましたが、偶々、その研究が、奨励賞を頂くことになり、殆ど訳もわからないままに、当研究会の世話人として参加する要請を受けたのが、本研究会とのご縁の始まりです。以後、責任ある立場で入会した上は、演題も出さねばならぬということで、現施設から、今でも、申し訳なく思いますが、一人の犠牲者を選んで、「scarless wound healing」を志向した基礎的研究を続けて頂いていますが、彼が奮闘努力を続けた果実として、学会奨励賞、学会賞を相次いで頂くことが出来ました。今では、これで良かったのかも知れないと思うことがございます。 |